子供がいる、いない。既婚、未婚。今の自分で幸せを感じるために

多様性の時代と言われていますが、実際のところはやっぱり一般的な価値観に振り回されたりしませんか?

自分がその問題に直面した時。
自分とは違う価値観を持った人と合った時。
そして、自分の生き方をとやかく言われた時。

場合によっては、どっちが良いかとか、どっちが幸せかとか。。。
とっても古いけど、「女の幸せ論」とか、ちょっと前?20年位前?の地の時代的な価値観では『勝ち組』『負け組』とかw

何をもって勝ち負けを決めていたのか謎ですが・・・
そのどっちが『いいか・悪いか』、どっちが『上か・下か』って見ているから苦しくなったり、あれこれ悩んだりするんですよね。

私は自分が幸せならそれでいいじゃん!ってホントに思いますw
でも、自分が今幸せだって思うためには、今自分の身に起きていることを誰かと比べたり、いいとか悪いとかジャッジしないことが大切なんです。

周りと比べてしまうのは・・・

苦しいと思ったり、「あの人は幸せそう」とか、「自分はダメだ」とか、もしくは「私の方がきっと幸せだ!」とか思ってしまうのは、周りと比べているからですよね。

子供が欲しかった人にとっては、子供がいることが幸せなことだと思っていたから羨ましいと思ったり。もしくは、子供を持つことが当たり前のことだと思うから、いない自分に劣等感を抱いたり。。。結婚することが幸せだと思っている人にとっては、相手に出会えないことで自分に欠陥があるんじゃないかって思ったり・・・

でも、周りと比べてしまうのは人間という生き物である限り仕方ないんですw

人は群れをなす生き物だから、周りと同じであることに安心感を覚えるんです。のけ者にされないように、その所属する場所(人)から見捨てられないために、グループの中に存在することで生き延びることができるという脳に刻まれた価値観があるんです。

人に合わせて平和にことを進めるためには、周りを見ないといけないため必然的に周りと比べ、平均値に合わせようとする。その平均値が「当たり前」や「普通」「常識」「一般的」なんて言葉でくくられて、そこに入っているかどうかで判断される基準になったりもする。

だから、そこから自分が外れないように、外されないように、周りを見て自分はどうなのか。。。って気にする生き物なんですw
ということで、そういう生き物だってことを諦めて受け入れましょう♡

それだけでもちょっと気持ちが緩むはずですから。

優越感と劣等感

優越感と劣等感。特に「優越感」って原始的な脳にとってとっても必要なことなのです。ちょっと考えたら当たり前だと思いませんか?

人間が動物の1種である限り、優秀な子孫を残したいというのが、私たちの持つ生の衝動の1つ。優秀でなければ、生き残れないという動物的本能も持っているんです。だから、本能的に「優越感」って感じたくなるはずですよね。

ちょっと面白い話に、ドラえもんの話があります。
私が話すドラえもんは数十年前の設定なので、今と異なっていることがあるかもしれないことはご了承くださいw

のび太をいじめるジャイアンとスネ夫。一生懸命のび太をいじめては、マウントをとってますよね。でも、よくよく考えるとジャイアンっていつもお母さんに怒られたり、店番しろって言われたりしているんです。スネ夫は、スネ夫でジャイアンにおもちゃを横取りされたりしてますよね。

だから、「のび太」という自分より下みることができる対象に対してマウントをとり、優越感を得ることで自分を保とうとしている。俺より下がいる、俺はのび太よりすごいって自己肯定感を上げているというお話。
ちょっと納得できませんか?

劣等感を感じ続けると、脳は生命の危機を感じます。理由は先ほど言った通り。マウントをとろうとする人は、何かに怯えているってことの裏返しで、劣等感を受けるっていうことは、どうしても周りの影響を自分が受けているってことの証明なのです。


ちなみに、作者の藤子・F・不二夫氏がそこを意識して書いていたという話とかではないのでご了承ください。心理学でよくドラえもんが例として使用されているというだけのお話です。

自分に必要なことが目の前に現れる

子供がいる・いない、未婚か既婚かというところからお話をし始めましたが、全てにおいて現実で起きていることは、『自分に必要なことが目の前に起こっている』だけのこと。

私たちは、生まれてくる前に自分で今世でなすべき課題を設定して生まれてくると言われています。だから、今起きていることは全てその課題に繋がっているという考え方。

と、すれば子供がいるかいないかは、子供がいることで学ぶべきことがあり、なすべきことがあるから子供がいるだけ。いない人はいないことで学ぶべきことがあり、なすべきことがあるだけ。既婚、未婚、ひとり親であるかどうかとか、同性が好きかどうかなどなど、自分がなすべきことのために自分が選んでいるだけのこと。

もちろん、欲しかったのに持てなかったものがある人にとっては納得いかないこともあるかと思いますが、でもその自分だからこそ得たものもあるはず で、その人生を選んでいるのも自分なのです。

ポジティブ・ネガティブを「善と悪」のようにジャッジする人が多いですが、「陰と陽」はどちらもあるべきものであって、ジャッジするモノじゃないんです。

モノゴトを「いいか悪いか」、「正しいか正しくないか」、「上か下か」、「損か得か」、「正常か異常か」なんて目でみていると、自分を苦しめる要素にしかなりませんよね。
目の前にあることに、いいも悪いも本当はなく、必要だから起きていることって見てみると、気持ちに左右するモノって変わってくるはずなんです。


自分に起きていることを「じゃあ、どう解釈して次につなげるか」ただそれだけでも未来は変わります。

自分の身に起きていることを、勝手にジャッジして自分を苦しめないでくださいね。他者と比べて劣等感を感じたりする必要は、本当にないんです。

○○だから幸せってことはない

私の周りにはいろんな生き方をしている人がいます。

●自分の子供時代があり得ないくらい面倒だったから、絶対子供は生まない!と子供時代に決めて独身を貫き、猫を溺愛している人。
●子供がどうしても欲しかったから不妊治療をして、たくさんの時間とお金をかけて子供を授かったけど、いろんな思いを抱えている人。
●本当は欲しいと思っていなかったけど、授かったので。。。という人。
●離婚したのに元旦那の名字を名乗り、子供を元旦那の家に預け自由に恋愛している人。
●子供が大好きで、子供のために仕事に家事にと時間がなく、理想の男性と思って結婚したのに違ったかも!もう旦那が邪魔!と言っている人。

そして、私は結婚したら子供を産むことが当たり前だと思っていたけど、結果的にただ子供がいない人w 

私も昔は、「みんなができている当たり前なことをできない自分はダメなんじゃないか」なんて思ったこともありましたが、今はこの人生でよかったと思っていて、子供がいないからこそ幸せを感じられるようになったと思っています。


多様性の時代なんて言いながら、大人になると古くからある「結婚をして子供をもつこと」がまだまだ基準にあるような気がしますが、子供がいるから幸せか、結婚しているから幸せかはその人次第だって思います♡

大切なのは、自分が幸せであるって感じること

なんでもそうですが、物事をシンプルに考えると『自分が幸せである』と感じられることが一番大切なことであって、他人から見てどう思われるかとか幸せだと思われたいとか考えているからブレちゃうんですよねw

私もいっぱい劣等感を抱いて生きてきたから、少しでも優越感を感じようと生きていたような。。。

スピリチュアル的な話や、現実創造論や引き寄せの法則などでも、突き詰めていくと根っこにあるものは「どれだけ自分が幸せを感じられているかが重要」って話になってきます。

誰といようがいまいが、どういう生き方をしていようが、自分に自信を持つことができていたら他人にどういわれようがどう思われようが関係ないはず。

子供がいる方は、どうしても子供の幸せを先に考えがちですが、それよりもご自身が幸せでなければ子供に負担をかけるだけなので、まずはやっぱり自分の幸せのために行動をして欲しいなって思います。


私もそうでしたが、何かに苦しんでいる方の主語は、「○○が、」と自分以外の誰かになりがち。自分の主語、見直してみてくださいね。

自分が主人公の人生を♡

自分が苦しくなっている時って、自分で自分の人生の主導権を誰かに渡してしまっている時なんです。
自分軸ではなく、他人軸になってしまっているってことですね。

誰にどう思われているかとか、誰かに何かを言われたからとかではなく、自分の人生の選択は自分の意思でする。そうすることで誰に何と言われようと、自分が納得できる人生を送れるって私は思います。

ちなみに子供ができるできないっていうのも、実は自分で決めている、というか自分の潜在意識の仕業であったりするんです。だから自分のあり方次第で人生って変わるんです。

私は、今までいろんなことをすべて人のせいにして生きてきましたw
いつも主語が自分以外の誰かだったような。。。でも、主語を自分にして生きることで人生が変わりました。

今私がカラーセラピーやパーソナルカラー、美容のことなどを仕事にしているのもすべての人に「自分」を真ん中にして生きて欲しいと思っているから。

既婚だから、未婚だから、子供がいるからいないからではなく、常に1人の女性であって欲しいと願っています。そういう方たちと未来を語りながら1人ではたどり着けないような未来を創っていきたいと思って活動をしております♡


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