相手を喜ばせたい。
誰かを喜ばせたい。
笑顔になって欲しい。

ってきっと誰もが思うことで、

当たり前だけどやっぱり目の前の人に、
悲しませたり、泣かせたり、不愉快になって欲しいと
望む人はいないはず。

そのこころの内は、もちろん人それぞれで
　相手の役に立ちたい
　自分ができることをしてあげたい
　喜んでもらえると自分も嬉しい

なんてことから、

　嫌われたくない
　イヤなやつだと思われたくない
　いい人だと思われたい
　平和な状態を崩したくない

なんてこともあるはず。

そもそも誰もが『誰かの役に立ちたい』と思っているんじゃないかって思うのですが・・・
そして、それは決して悪いことではなく素敵なことだけど、
やっぱりその想いが強くなったり、
その想いが中心になりすぎると、
気づけばバランスが崩れ、いつか「うまくいかない。。。」になることも。

日本人は特に、相手ありきの行動をすると言われています。
統計として日本人は、能動性を持つ人が約３割に対して、受容性が7割とも。
自らの意志で動くというより、相手を受け入れた上で動くため
自分が分からなくなってしまう方も多目。

自己肯定感が低めな人が多いのかもしれませんが、
「控えめであること」が美徳で「おもてなしの心」を持つ日本人としては
当たり前なのかもしれませんね。

なんて話をしながらも、例にもれず私もその１人ｗ
そもそもの質としては、能動性を持っていたはずなのに、
これじゃいけないんだ…と自分を隠すようになってからは
相手ありきの人生を送っておりましたwww

嫌われないために。
いじめられないために。
一人にならないために。
みんなと同じように振る舞わなければ。。。

人間は群れを成す生き物のため、孤立することを脳としても嫌います。
孤立することは、「死」を意味することだから。
人の力を借りずに1人で行きて行くって絶対無理ですからね。。。
村八分を恐れ、人の輪から出ないように生きるために、
孤立すると恐れを感じるようにできているそうです。

おまけに、私は自分の持っているクリアのエネルギーのおかげで、
相手の出方に合わせることができる・・・
ただただ人に嫌われないために、親を悲しませないために、
相手が出したものに対して自分のモノを出すということを
し続けたおかげで気づけば自分の中が空っぽになっておりました。。。

相手に喜んでもらうために、
人に合わせすぎて自分が好きなものが分からない。
自分のやりたいことがないし、分からないwww
相手が何かを出さないと反応ができない。
何か対象物がないと光を発せない人になっていたのですｗ

誰かを喜ばせてあげられない自分には価値がないと思っていたので、
親の庇護のもとにいた時は、親の期待に応えないとと思っていたし、
学校にいれば、先生の期待に、会社にいれば、上司の期待に、
フリーになってもどこぞの何か分からない期待に応えないと
と勝手に何かを背負ってみたりwww

と、「期待」なんて書きましたが、
きっとそのこころは、いい子でないと愛してもらえないと思っていたんですけどねｗ
ただそもそもがやっぱりいい子でいることで、
「親に喜んで欲しかった」、「親の笑顔を見たかった」から。

誰かを喜ばせたいの下には、いろんな思いがあると思いますが、
その誰かを喜ばせることが主になりすぎて、
自分が誰かの役に立つことで自分に価値があると思っていると、
自分のことが見えなくなってしまうんです。

誰かの役に立たない自分は価値がない。
誰かを笑顔にすることができない自分は価値がない。
誰かの期待に応えないと価値がない。

なんて、そんなのは本当はないんです。
ありのままで、ただいるだけで本当は私たちは価値を持っていて、
世界を作っているピースの1つで、欠けては成り立たない1つなんです。

自分がダメだと思っていることですら、相手に気づきを与え、
学びになっているかもしれませんしね♡
その価値を与えられるってある意味重要ですよねwww

ちなみに私は、昔私がたくさんの人に迷惑かけたことすら、
みなさんの成長の気づきと学びになっていると思っているので、
みんながやりたくない「イヤな奴」をやっていた私って偉い！って
今では思えるようになってます。(笑)

何かが足らない自分に価値があるって思うのは難しいですが、
完璧すぎるモノって怖くないですか？
だから、ちょっと足りないくらいが魅力的なはず。
なので、誰かを笑顔にできなくても、誰かの期待に応えられなくても大丈夫。

私たちの価値は何も変わらないんです♡
誰かを笑顔にしなくてもいい。
（お母さん（やそれに代わる養育者の方）を笑顔にしなくてもいい）
誰かの期待に応えられなくてもいい。
（お母さん（やそれに代わる養育者の方）の期待に応えなくてもいい）
って自分に『許可』を出してあげてくださいね♪