妹尾まみさん著書の『生きづらいあなたには「見捨てられ不安」がある!の本とピンクのスイトピーの写真

私は子供のころからずっと生きづらさを感じていたのですが、そんな私が主催者だからなのか、ここに来て下さる方も生きづらさを感じている方が多目。
そして、みなさんちょっとした個性を持っている方ばかり♡

そして、
人と同じことをするのがホントはイヤ。
自由に生きたい。
もっと自分を出したい。
本当はこうしたい。

なんて思いをちゃんと持っているんですよね♪

だけど、「普通は」、「ちゃんと」、「きちんと」なんて言葉を使って完璧を求めたり、たくさん周りの空気を読んでみんなが不愉快にならないように気を使ったりしながら、誰かがきめた何かのルールに合わせようと頑張っているため、周りがどうしても気になってしまったり、たくさんの人と一緒に何かをするのが苦手と思ってしまったりするんです。
それ自体はぜんぜん悪くないと思うのですが、やっぱり人と関わるのが怖いと思ったり、億劫と思ってしまい距離をとったり引きこもるなんてことになったりも・・・


でも、最近その本当の原因がわかったのです♪



参考にさせて頂いたのは、
妹尾まみさん著:『生きづらいあなたには「見捨てられ不安」がある!』 です。

『見捨てられ不安』って知ってますか?

『見捨てられ不安』って言葉を知っていますか?
言葉のままですが、誰かに、何かに、いつか『見捨てられるかも』という強迫観念からくる不安を抱えている状態のこと。


私たちは、子どものころに生きるためのベースを作ります。
チャクラでいうと、レッドに当たる土台です。お母さんや養育者となる人に守られ、愛され、求めたら与えられるということを体で学び、生きるための土台となる『安心』を得ます。『自分は存在していていい』という安心感です。

チャクラについてはこちらから♡

女のことがは頭の上で手でハートを作っている写真




でも、その頃に親や養育者から『見捨てられてしまうのではないか?』と感じる何かがあった時、本能的に恐怖を抱きます。
大人になった今は大したことがないと思うことでも、子どものころに「親に見捨てられたら生きていけない」と感じるのは当たり前のことですよね。


子どもは、求めたら受け入れてもらえることを望みます。でも、その時にお母さんや養育者が、夫婦喧嘩や経済的な悩み、仕事が忙しくて余裕がないなど、何らかの理由によって情緒不安定な状態にあると子供はその不安定さを敏感に感じます。
そして、もし冷たくあしらわれたりすれば、『自分はお母さんに愛されていないんじゃないか』という不安も抱いてしまいがちになります。


この親や養育者に見捨てられないようにするために、知らず知らずのうちに身に付けてきた独特の強迫観念のことを言うようです。

『見捨てられ不安』とは?

『見捨てられ不安』とは、生きづらさを感じるような偏った思考回路により作られた独特な強迫観念のことです。

事実を客観的にとらえることができずに、偏った思考回路で受け取ることで、不安や混乱に身を置き、自分を気づ付けてしまったり、自己肯定感を下げている原因です。


妹尾まみさんの本には様々な症例が書かれていたので、その一部を簡単にご紹介します。
著者のクライアントさんの事例をもとにまとめさせていただきました。


□優秀でないと見捨てられてしまうのではないか?という強迫観念を持っている

親や養育者に褒められたことが少なく、褒められたい一心で頑張ってきたりすると我慢強い人になりますが、周囲の評価を気にするようにもなる。
褒められたくて頑張っていたのに、自己評価が低いために、周囲から褒められれば褒められるほど自信が持てなくなり、過剰な反応をしてしまったり、評価が下がらないように頑張りすぎて息切れを起こす。
うまくいっている時でも、常に得体のしれない不安や寂しさを感じることがある。

□厳しすぎるしつけにより、見捨てられ不安になる

しつけによって叱られることが多すぎると見捨てられ不安になる。
怒られないように、褒められるために、期待に応えるために、etc・・・
でも、いくら頑張っても評価は低く、いつも怒られてばかりだと自己肯定感が下がる。

優等生のタイプなこともにも多く見られるが、何度叱られてもすぐにまたやらかして叱られる「ダメな子」タイプもなる。
「両親に愛されていない」という寂しさや不安を抱えていたり、自分の感情を無視されていると思いこんでいることがある。
※実際に親御さんの感覚は違ったということもあるようです。

□完璧にしないと!と自分ですべて背負い込んでしまう

自慢の子供でいるために、怒られられないように、などいろいろ理由はあるかもしれませんが、1人で完璧にやらなければ!と背負い込みすぎてしまう。
「私がやらなければ誰がやるの?」と思ったり、「無責任だと思われたくない」と感じる。

親に構ってもらえない孤独感を感じていたり、親に負担をかけて嫌われたくないという遠慮や不安から、自分の能力以上のことをしたり、役に立つ存在になるべく頑張ってしまう。

子どものころに家庭環境に問題があり、家族のそれぞれがその役をこなしていない「機能不全家族」の場合、親の代わりの役を演じたり、看護師的役を演じて家族に癒しを与えたり、家の中のピエロとしてみんなを和ませるなどの役もこなすことで、子どもらしい子供でいられなかったりすると、頑張りすぎる。

□自分を抑え込みすぎて自分がわからない

「見捨てられ不安」は、自分が自覚していないことも多い。
うまくいっている時でも満足感を得られなかったり、周りの人のように思いっきり楽しむことができない。
そもそも自己肯定感が低いため、自分の感情自体も正当なものであるか自信が持てなくなるため、無意識に感情を抑える癖がついてい舞う。
場合によっては、「自分は楽しんではいけない」、「自分さえ我慢すれば丸く収まる」という思考パターンに陥る。
自分がどのように感じているのか、本当の感情も分からなくなり、「あなたはどうしたい?」と聞かれても答えられない。

その他、詳しく書かれていますので、気になる方は本書を読んでくださいね。
『生きづらいあなたには「見捨てられ不安」がある!』 

「見捨てられ不安」になる原因

□アダルトチルドレン・アダルトチャイルド

「見捨てられ不安」を抱えている人は、『アダルトチルドレン』や『アダルトチャイルド』と関係があると言われています。
アダルトチャイルドは、もともとアメリカで「アルコール依存症の親の元で育った人」をさした言葉で、精神疾患や病名ではなく、状況に対する名前です。

そのため、子どものころに、精神的、肉体的に傷を負うような経験をしたことで、大人になってもその時の影響が残っていることを言います。

□機能不全家族で育ち、子どもらしく生きられなかった

アダルトチルドレンの原語になってアルコール依存症の親がいる家では、「機能不全」になりやすくなります。
もし、父親がアルコール依存症になると、父親は父の役割を放棄し、母親はその夫に極度に怯えたり、または父親の代わりに働いて、母としての役割が機能しなくなります。長女がその母親の変わりをして、妹や弟の面倒を見るなどすると、完全に家族のそれぞれの役割が適切に機能しなくなるのです。
すると、子どものころにのびのびと子供らしく、甘えたりわがままを言ったり、喜怒哀楽を表現したりできずに育つため、「見捨てられ不安」を抱きやすくなります。

□「愛着」の障害

赤ちゃんや幼児は、自分の力では生きることができないため、誰かに保護して育ててもらう必要があるため、泣いたり笑ったり、親や大人たちから愛されるための「愛着行動」というものをします。
「愛着」は3歳くらいまでの間に、この働きかけを受けたお母さんや養育者からの密接な結び付きにより育まれます。愛着が育まれると、実際に身体が触れていなくても「必ず戻れる」、「何かあったら必ず助けてもらえる」といった確信をもてるようになり、その後の人生の土台になります。

この愛着が育まれずに育つと、自分は愛されるに値しない存在だと思ったり、他者に必要とされる価値を感じられなかったりします。

□成功体験より失敗体験の方が多い

私たちは、基本的な四大欲求である「スキンシップ」「話を聞いてもらえた」「認められた」「ほめられた」という欲求を持っています。
これらを満たされるような成功体験をすると自己肯定感が上がります。

ですが、お気づきのとおりこれが満たされていないと、状況に関係なく常に寂しさや不安を感じています。ポジティブ体験より、怒鳴られたり、否定されたり、無視されたり、ネガティブ体験の方が多いと常に失敗体験が積み上げられていく状態になり、自己肯定感も下がっていきます。

そのため、ちょっとした言葉も偏った取り方をして、空回りしてしまったり、必要以上に不安を覚えたり怯えたりしてしまうのです。

『見捨てられ不安』は手放せる

いかがでしたか?
当てはまるものはありましたか?

私は、数年前にカラーセラピーと自分のノートでの深堀によって、「見捨てられたくない」という欲求を持っていることに気づいていました。
その後、いろいろと手放してきたつもりでしたが、この本を読んで『これだったのか~!!』と、原因が分かったことでとても安心し、私の元へ来て下さるお客さまのために、そして自分自身のためにこれを知らなければ!と一気にいろんな本とワークを行いましたw

結果、引っ掛かっていたものがポロポロと見つかり、号泣しながら最後であろう過去の感情の傷を手放すことができましたw


私も自分が『アダルトチャイルド』だとは思っていなかった1人です。
でも、とても厳しい父とそれに怯える母とその影響を受けた私と兄と姉。
「完璧でなければ捨てられる」、「結果を出さなければ生きている価値がない」ってしっかり思い込んでいました。
そして、ここでは触れませんでしたが、見捨てられ不安から起こる『共依存』の関係を母と数年前までずっと続けていました。


カラーセラピーには、親からの影響を受けているという状態を表す色があります。
ブルーがお母さんの影響、レッドがお父さんの影響、バイオレットが両親。
これらを過去に置いている方は、何らかの影響を感じてそれを今も引きずって頑張っていらっしゃいます。

不安や心配は原因が分からないから怖いと思うモノです。
でも、気づくだけで手放せるものが必ずあります。
なので、まずは自分の生きづらさがどこから起こっているのかを知って頂きたく、この文章を書きました。


『見捨てられ不安』や『アダルトチャイルド』は、専門家の方のお話では1人で治そうとするのではなく、誰かと一緒に手放していくことをおススメしています。
ですので、もし本格的に自分は向き合わなければならないと思う方は、専門家を探してみてください。

もし、私でよければ色を通してお話を聞いたりすることができますので、よかったらお声がけください。^^


あなたの生きづらさも決してずっと続くことはありません♡
ただし、悩みや不安の種は玉ねぎと同じような構造になっています。
小さな原因によって自分がまた傷つかないようにたくさんたくさん重ねてきたモノがあるため、それを一度に全部はぎ取って手放すことは危険です。

今まで頑張って作ってきた自分だからこそ、時間をかけて本当は心細くて不安で怯えている自分と向き合いながら、本当の自分としっかりつながってあげて欲しいと思います。

参考書籍

私が実際にワークを行ったおススメの書籍

アダルト・チャイルドが自分と向き合う本
アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター 編

まずはちょっと吐き出したいことがあれば、ちょっと私に話してみませんか?

人は言葉にすることで頭の中が整理される生き物です♪
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