イエロー・オレンジの色の世界・世界の色の色見本。パーソナルカラー対応

イエローの色彩象徴は、太陽そのものや、太陽の光。
太陽は、自発的に自らが光を放つ惑星ですが、
イエローはそんな太陽のように内からの光を放つ色。
自分の真ん中に軸を持ち、自信やプライドをもって外交的行動をとりたい時にサポートしてくれます。

また、イエローは『個の確立』という意味を持っています。
堂々と自分が思うことを周りに左右されることなく、
自分の意志で行動どうしたい時サポートしてくれるかもしれません♡

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オレンジの色彩象徴も太陽ですが、たき火の色も象徴となります。
イエローとレッドを併せ持った色のため、レッドのエネルギーを持ちつつ、
イエローの軽やかさやスピーディーさも持ち合わせてるため、
情熱を持ちつつ軽やかに積極的に行動したい時にサポートしてくれます。

また、オレンジは感情を使ったコミュニケーションの色でもあります。
仲間と楽しい時間を過ごしたり、人と会う時などに身に付けると
オレンジの持つ親しみやすさやオープンな印象を相手に与えることができるため、
その時間が素敵な時間になるようにサポートしてくれるかもしれません♡


オレンジは、ブルーベースの方にとっては苦手な色に当たります。
そのため、持ってません・・・という方が多目。
小物でよいので、あえて取り入れるということをおススメします♪



ぜひ、世界のイエロー・オレンジを知って生活の中に取り入れてみてください♡

色見本:サフランイエロー

世界の色_サフランイエロー
※スプリングの色です。
サフランを使ったパエリアの写真

サフランは、パエリアなどで使われている香辛料として有名ですが、布や糸などを染めることにも使用されていて、広い用途で使用されています。ヨーロッパにおける伝統色ともいえる色です。サフランはクロッカスの一種で、そのめしべを乾燥させたもので染色をします。春に咲く花はクロッカスと呼ばれますが、サフランは秋に咲く花のことを言うようです。

色見本:サンフラワー

世界の色_サンフラワー
※スプリングタイプの色ですが、素材や取り入れ方によってオータムタイプの人も使えます。
ひまわり畑の写真

サンフラワーは、ご存じのとおりヒマワリのこと。日本では観賞用として栽培されることがほとんどですが、欧米では種は食用とされ、油を抽出して使われています。また、ゴッホの「ひまわり」という作品が有名ですが、この作品によってサンフラワーの色が身近になったとも言われています。日本でも向日葵色という色がありますが、サンフラワーと微妙に異なります。

色見本:マリーゴールド

世界の色_マリーゴールド
※オータムタイプの色です。
マリーゴールドの写真

マリーゴールドは、育てやすく長期間花をつけるので、よく知られている花ですね。フレンチタイプとアフリカンタイプがあり、写真の花はフレンチタイプ。でも、どちらも原産はメキシコだそうです。日本では、比較的最近知られるようになった花のようですが、英米では伝統色と言われるくらいポピュラーな色です。

色見本:ゴールド

世界の色_ゴールド
※オータムタイプの色です。
金塊の写真

ゴールドというと、もっと黄色っぽい色を思い浮かべると思いますが、ゴールドを洋服などの一般的に使えるような色として表現すると日本の伝統色である山吹色を使用したりします。金属の光沢感は形や観察する環境によって変わって見えるため、本当の金にピッタリ合わせた色見本は、塗料塗料や繊維製品の色でもまれだそうです。

色見本:レモンイエロー

世界の色_レモンイエロー
※ウィンタータイプの色です。
レモンがたくさん映っている写真

レモンイエローは、レモンの熟したような色。英語のレモンイエローという色名の歴史はかなり古く、16世紀には存在したようです。レモンの原産地はインドですが、南ヨーロッパでは早くから栽培されていて、南アルプスの北に住む人々にとってはレモンの花が咲く国は憧れの対象だったようです。ただ、16世紀のレモンの色見本は、現在の色よりクリームがかっていて、現在のような鮮やかな色ではなかったようです。

色見本:ライムライト

世界の色_ライムライト
※サマータイプの色です。
まぶしい光の写真

ライムと聞くと、柑橘類のライムを想像するかと思いますが、ライムには石灰という意味もあります。この石灰を水素と酸素を混ぜたバーナーで熱するとまばゆい光が発生されるため、劇場で照明として使われていました。この色は、その光の色を表しています。

色見本:プリズムイエロー

世界の色_プリムローズイエロー
※オータムタイプ以外で素材や取り入れ方によって着られる色味です
プリムローズの花の写真

プリムローズは、プリムラやカウスリップとも呼ばれていますが、よく知られるプリムラのように大きな花をつける植物ではなく、サクラソウのような黄色い小さな花をいくつかつける植物です。花や若葉はハーブティーとして司代ゆされたり、サラダや料理の風味付けに使われ、根っこは薬としても使用されていた植物です。

色見本:クリームイエロー

世界の色_クリームイエロー
※スプリング、オータムタイプの色ですが、もう少し薄く白っぽい色であればウィンターもサマーも取り入れられます。
クリームが挟んであるシュークリーム

クリームイエローのクリームは、その名のとおり乳製品のクリームのような色。ただどちらかというと、生クリームのような白いクリームではなく、卵を加えて作るカスタードクリームの色。クリームイエローは、英語の色名としては16世紀頃から使われていて、白っぽい淡い黄みの色を表す色味として欠かせない名称となっています。フランス語では、クレームと言われ、その他の言語でも同様の言葉があるようです。

色見本:サンオレンジ

色見本:サンオレンジ

世界の色_サンオレンジ
※スプリングタイプの色ですが、オータム、サマータイプも取り入れ方によって使えます。
オレンジ色の夕日の写真

サンオレンジは太陽の輝くような、暖かい明るい感じのオレンジ。オレンジの色彩象徴は太陽。オレンジは、太陽そのものの色でもあります。最近のトマトにも「サンオレンジ」というオレンジ色のトマトがありますが、トマトやオレンジは太陽の光をしっかり浴びたエネルギーを含んだ食べ物とされてもいます。積極的に行動していきたい時などに取り入れるとよいおススメの色です。

色見本:オレンジ

世界の色_オレンジ
※オータムタイプ、スプリングタイプの色。
スプリングはもっと明るい色もおススメです。
オレンジの写真

オレンジは、赤と黄色の中間色のカテゴリをー代表する基本色彩語として使われています。オレンジは、もちろん柑橘類の果実のことです。オレンジの原産地は実はインドでしたが、7世紀にサラセン人がスペインに持ち込んだことでヨーロッパで知られるようになり、ペルシャ語起源のnarandjからヨーロッパ全域への中継となったオランジュ市の影響でオレンジになったそうです。

色見本:タンジェリンオレンジ

世界の色_タンジェリンオレンジ
※オーたむタイプの色。スプリングタイプも使えます。
タンジェリンオレンジの写真

モロッコの港町であるタンジール産のオレンジという意味を表すオレンジの色名。オレンジの中には、タンジェリンオレンジに似たマンダリンオレンジという果実もありますが、植物学上では同じ種類で、果皮の色で区別されています。タンジェリンオレンジは、マンダリンより赤みの濃い色のことを言います。

色見本:マンダリンオレンジ

世界の色_マンダリンオレンジ
※スプリングタイプの色。オータムタイプも取り入れてもらえます。

マンダリンオレンジの写真

マンダリンは、果実の名前で知られていますが、中国清朝の官吏(役人)のことと言われています。一説ではこのマンダリンの色は、清朝の高級官僚の服の色が由来になったとも言われています。オレンジは、中国などのアジアでは高僧の衣装ともされているためため、宗教上であったり地域によってはオレンジは特別な色ともされています。マンダリンオレンジは、赤みに寄った黄色を表します。

色見本:ピーチ

世界の色_ピーチ
※オータムタイプ、スプリングタイプの色です。
ピーチの写真

ピーチは、英語で桃のことですが、日本語の『桃色』は花の色から名づけられているピンク色を表すことに対し、『ピーチ』は果実の色からとられた色なので、薄いオレンジを表します。ピーチジャムの色とも言われていますが、西洋ではジャムになる果実は色名になりやすいようです。ちなみに、英語で桃の花を指す場合、英語ではピーチブロッサムと言います。

色見本:サンタン

世界の色_サンタン
※オータムタイプの色です。
日焼けした女の人の写真

サンタンは、日焼けした肌の色を指すにぶいオレンジの色を表します。日焼けは『茶色』でもありますが、茶色はオレンジやレッドなどの暖色の濁色。サンプルは茶色に近いですが、布にした場合はもう少し明るいオレンジ(落ち着いた色味のオレンジ)として使ってみてください♪

色見本:キャロットオレンジ

世界の色_キャロットオレンジ
※この色味だとオータムタイプの色ですが、一般的なイメージのキャロットオレンジはスプリングタイプの方が似合います。
ニンジンの写真

『キャロットオレンジ』と聞くと、現在市場に出回っているようなニンジンの色を想像されると思いますが、もともとはニンジンの色を指すとき、キャロットレッドと呼ばれていたようです。その名残なのか色見本はレッド寄りの色。洋服などで一般的に言われているキャロットオレンジはイエローよりだと思いますが、どちらもイエローベースの方におススメの色です。

色見本:アプリコット

世界の色_アプリコット
アプリコットの写真

アプリコットは杏のことですね。中国が原産ですが、紀元前からヨーロッパでも栽培されていたと言われています。日本にも杏色という色名がありますが、明治時代にアプリコットの和訳として使われるようになったもので、もともとはこの色名の色は存在しなかったようです。日本は花の色から色名が作られることが多いので、日本で先に作られていたら異なる色になっていたかもしれませんね。

※使用されるモニターの状況や紙、または布など
モノによって色が変わって見えます。
洋服などで色を取り入れる場合は『参考』としてお使いください。


世界にはもちろんまだまだいろんな色のイエローがあります。
他の色の世界と共に、少しずつ更新していきます♡

参考書籍
タイトル
日本の色世界の色 写真でひもとく487色の名前
監修者:永田康弘
出版社:ナツメ社
書籍の紹介のための写真
参考書籍
タイトル
色の名前事典507 日本の色と世界の色のすべてがわかる
監修者:福田邦夫
出版社:主婦の友社
書籍の紹介のための画像

自分に必要な色を知りたい方はこちらから♡

センセーションカラーセラピーのボトルの写真
パーソナルカラーのピンクのドレープ

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