自分軸で生きる女性になるために。第3チャクラ「イエロー」

チャクラとは

チャクラは、私たちの体の中に存在する『生きていく上で必要な生命エネルギー』を取り入れるためのツボのような7つのポイントを意味します。

私たちは、肉体と魂や霊魂などと呼ばれる目には見えないエネルギー体でできているとされてますが、その肉体と魂や精神をつなぎ合わせているのがチャクラでもあるのです。

この肉体と魂や精神が結びつき、バランスが取れている状態にあると心身は健康で、「誰といてもどこにいてもどんな時でも自分らしくいられる」という無敵な状態になれるのです。

もう少し詳しいチャクラについてはこちらから

チャクラを知ると生きやすくなる

チャクラは、人間の精神成長段階ともリンクしています。
それぞれ1つ1つの色に課題となるテーマがあり、歳を重ねることで習得しながら魂レベルを上げいきます。

私たちが今生きにくい、何か上手くいかない、苦手…と思うことは、そのチャクラを1つ1つ積み上げていく過程の中で、何らかの影響でうまく習得できなかったものと考えられるのです。

そのため、苦手と感じるチャクラの課題に取り組んだり、テーマに意識を向けることで、自分の人生をスムーズに回せるようになるのです。自分がここが弱いなと思うテーマがあれば、今からでも取り組んでみてください。
その色を積極的に取り入れて、意識することもおススメです。

第3チャクラの色と位置と意味

第3チャクラは、腹部と胸骨の間(みぞおち)の位置にあります。
第1チャクラは所属から学び、第2チャクラは人との関わりの中で、生きるために必要なものを得ますが、第3チャクラでは自分の外側と自分の内面の力の関係に移っていきます。

第3チャクラは、イエローと共鳴します。
チャクラ名は、ソーラープレクサスチャクラといい、「太陽神経叢」を意味します。神経叢(しんけいそう)は、身体の各所にあるとされていますが、この第3チャクラがある位置に存在する神経叢を上から見た時に、太陽から光が伸びているように見えることから名づけられています。

また、サンスクリット語では『マニプーラ』という光る宝石を意味します。イエローは、太陽の光を意味する色。そして、太陽は唯一の存在。ソーラープレクサスといい、マニプーラといい、第3チャクラがイエローの色と共鳴することがうなづけます。

第3チャクラが持つテーマ と 習得する時期

第3チャクラのテーマ

1つのチャクラで習得する課題は「これ」という1つではなく、大きなテーマの中にいろんな側面でいくつか存在します。

第3チャクラであるイエローの大きなテーマは、
『個人の力、意志』

第3チャクラは、第1チャクラで得た ”生きる上でのベース” を基に、第2チャクラで外の世界の人と交流することで得た感情から、自分の意思個の力を身に着けます。

自分の家で好き勝手に過ごせていたらラクですが、外の世界(学校や職場、その他の交流)と関わるということは自分の想い通りにばかり行きませんよね。
もちろん「家族は他人の始まり」という言葉もあるように、思いが通じ合ったり、わがままが言える家ばかりではないと思いますが。

自分以外の誰かと関わるとなると、全てが思い通りにはなりません。人は共存しなければ生きていけない生き物なので、人と共存するために多くを学びます。
好き、嫌いを始め、他者に支配されないために、自分の力で生き抜くために、「自分はこういう人間である」という意志を固めていきます。

第3チャクラを習得する時期

第3チャクラは、諸説ありますが年齢で言うと15歳~21歳くらいです。

第3チャクラは、自分の意思や、個人の力を身に着ける色です。
第1チャクラでは、家族などの所属の中で、第2チャクラでは自分以外の人と交流し感情を共有することで学びを得てきましたが、第3チャクラでは外の世界と自分の内面の力の関係にシフトしていきます。

あるがままに存在したり、周りに共鳴したりというのではなく、自分の意思に従い選択し、自分の人生に責任と覚悟を持つという「個」として存在するためのテーマを持っているのです。

第3チャクラは、「個人の意思」「個人の力」を培うためのチャクラです。人と感情を交わせながら関わっていると「好き・嫌い」に気づき、「私はこうしたい」などの「意思」が生まれます。それを、自分の人生の生き方として固めていくのがイエローなのです。

自己主権・自己主張

自己主権とは、自分の生き方やあり方を自分で決め、それを自ら実行できる力のこと。
自己主張は、自分の意見や意思、考えや欲求を他者に伝えること。

どちらも他者に対して自分の内側(意思・想い)を見せるという意味で、自分に対しての責任と覚悟が必要になります。

こうしなさい、あぁした方がいいと人に言われたからではなく、「自分がどうしたいのか」、「どうありたいのか」、「どう生きたいのか」を自分自身で明確にし自分で決めた道を進む力が生きていく上では必要です。

誰かに言われたことに従って動くって、実はラクなんですよね。”本当はやりたくなかったのに” などと言い訳ができるため、自分で責任を負わなくてよくなるから。上手くいかないことがあっても、その人のせいにして逃げられる。
でも、それでは自分の人生を自分の意思で生きていることにはならないし、自分の生きたい場所(未来)へはたどり着けませんよね。

腹を決める。腹が据わる。なんて、覚悟を表す慣用句がありますが、第3チャクラのイエローはそういった「意思」や「主張」のための「覚悟」や「決意」「決断」のテーマを持っています。

自尊心を高める

第3チャクラになると、自分の意思や思いを表現することで人からどう見られているのかが気になってきます。その周りの人の視線に気づいていながら自分の内側の声に従い、その意思を貫くには自分を尊重することが不可欠です。

第1チャクラでしっかりと自分の存在を肯定できていると、第3チャクラでも自尊心を維持できるため、自分の意思を貫き通しやすくなりますが、何らかの理由で自分を否定的に捉えていると ”私なんて…” と引っ込み思案になったり、他者の意見に左右されたり、依存したりしやすくなってしまいます。

そもそも「何も持っていなくても自分には価値がある」という意志は誰もが持っていてよいものですが、そう思えていないとしたら、無条件で人に褒められることが少なかったり、過去に自分を否定されたと感じることがあったのかもしれません。

ですが、自尊の念に他者の言動は関係ありません。自分で自分を大切にし、自分の存在を尊いと感じ、自分の能力や良い面を自分で価値あるものとすることが大切なのです。

自他を分ける・自立をする

第1チャクラ、第2チャクラは他者の中で自分の学びを得る段階ですが、第3チャクラでは「個」として他者と関わっていくために自分の足で立つという自立のテーマを持っています。

自分の価値を認めることができると、自分と同様に他者のことも認め、尊重することができます。本来1人1人が自他を尊重し「個」として立つことができると、自分と相手との間に一定の距離を保つことができるため、健全な交流が可能になるのです。

私たちは、時にこう言ったらどう思われるか、これをしたら嫌われるのではないか?と過剰に先読みしすぎて動けなくなることがありますが、自分の内側の声を尊重し行動することが優先事項です。
もちろんやみくもに自己主張をし、自分の好きなようにするということではありません。自己主張が過ぎれば、他者をコントロールすることになりかねず、健全な状態とは言えなくなります。ですが、自分が決めた生き方を周りの人がどう思うかはその人それぞれの課題であり、それに対し私たちが思いを巡らす必要はないのです。

第3チャクラ・イエローのバランス

ヨガやアーユルヴェーダのような「チャクラ」を主で使用する場合、チャクラは高次元の『氣』を取り入れるポイントのため「開いている」、「閉じている」と使われたりしますが、チャクラには正常でバランスがとれている状態とバランスが崩れている状態で自分に起こる影響があります。

バランスがとれている状態

第3チャクラのイエローが、正常に活性化されたバランスがいい状態の場合、自己主権が確立された状態です。そのため自分の存在を価値のあるモノだと感じられ、自分に自信を持つことができます。自分が向かいたい先も明確になっているため、自分の内側の想いに集中し向かっていくことができます。

自分の内側からの声を聴くことができ、それに従って行動できるため、他者の意見などに振り回されることはありません。自分で選び決めたことに責任をもって行動するため、他者のせいにしたり、誰かに依存することなく自分の意思の赴くままに行動します。

バランスが崩れている状態

バランスが崩れている状態には、エネルギーが過剰になりすぎている場合と不足している状態があります。

1)エネルギーが不足の状態

イエローのエネルギーが足りない状態にあると、自己主権が弱い状態にあります。自分に自信がないので、誰かの意見をあてにしたり、誰かに依存して自分をどうにかしてもらおうとしたりします。自分の意思を伝えることもできないため、誰かに振り回されたり、利用されている状態になりやすくなるため、被害者意識を持ちやすくなります。

また、自分で自分を信じることができないので、未来までも不安視します。いつまでも今の状況が変わらないと決めつけ、自分の幸せな未来を描くことができず不要な不安を抱くことになりがちです。

2)エネルギーが過剰な状態

イエローのエネルギーが過剰になりすぎると、自分のことにのみ関心が向くようになります。自分の意思を貫くために、他者を犠牲にすることが気にならなくなり、人を支配しようとしたり、自己中心的で利己的になります。人の意見を聞かず、その場の空気を読むようなこともしないため、孤立した状態に陥りすくなります。

また責任を負うことを嫌い、ライトでドライな関係のみを楽しむような軽薄で無責任な行動をとることもあります。

第3チャクラを活性化し安定させるために

第3チャクラのイエローのエネルギーを活性化させ、生きていく上での『個人の力』を得るためには、イエローの色を生活に取り入れたり、アロマや天然石を取り入れたり、ヨガを行ったりといろいろ方法はありますが、まずは「自分は価値ある人間」だと信じ、自分の人生を自分の意思で進んでいくという覚悟をすることが必要です。

自由は欲しいけど、責任はとりたくないと感じていたりしませんか?
自分で自分を幸せにするという覚悟はできていますか?


「責任」や「覚悟」って重いですよね。できれば避けたいものw
先ほども話を出しましたが、被害者意識を持ち、全てを誰かのせいにして文句を言うって実は一番ラクなんですよね。「私は悪くない」って、自分を庇護していればいい。
だけど、それだと人生は変わりません。ずっと苦しく不安でみじめな気持ちをいただいたまま、今の人生を続けなければいけなくなります。

イエローの第3チャクラは個の力を強固なものにし、自分の人生を自分の力で歩んでいくためのテーマを持っています。
ということは、他者に手綱を渡したまま、自分の外に軸があるままでは自分の思う人生を送ることなんてできないということ。だからこそ自分で自分の人生の舵をとる覚悟が必要なんです。

ただ、いきなり覚悟をするって怖いと思うんです。
だから、まずはすべての主語を「私は」「私が」にして考え、話すようにしてみてください。

私は、これがしたい。
私が食べたいから、これを作る。
私はこう感じた。
私が行きたいところはここ。
私はこれをやりたくないと思っている。

イエローの個の力が足りない方は、主語が他者になっていることが多いんです。「夫が、母が、子供が、誰々さんが。。。」
何かを選ぶにしても、相手に選ばせたり、周りに合わせたり、どっちでもいいと答えたり。
自分の人生をより豊かに、より素敵に、より自由に生きるために必要なのは、自分で自分の人生を選び進んでいく自分の力なんです。

最終的に自分を幸せにできるのは、自分だけ。
自分を守れるのも、自分だけ。
だからこそ、まずは自分の意思や想いを明確にして過ごしてみてください。
そして、何よりも自分は「その意思を主張する価値がある人間」だと信じてあげてくださいね。


それでも怖かったら、オレンジの「喜び」や「楽しみ」がまだ不十分なのかもしれません。まずは自分を精一杯喜ばせることをしてあげてくださいね。

第3チャクラのまとめ

チャクラ名太陽神経叢チャクラ、ソーラープレクサスチャクラ
サンスクリット語マニプーラ(光る宝石)
位置腹部と胸骨の間(みぞおち)
イエロー
テーマ個人の力、意志
課題自尊心、自信を持つ、自分で選び決断する勇気
年齢14~21歳
内分泌腺脾臓
身体胃、肝臓、腎臓、膵臓、太陽神経叢、自律神経

チャクラから見たイエローのエネルギーが個性的に表れている方を書いたものです♡
「こういう人もいる」と知ったり、「自分のことかも?」と思うことで、人間関係はスムーズになるんです♪

自分は何が課題なのか?
どこのチャクラがテーマなのかなど、
自分を知ることでラクに生きられるんです♪
もっとラクに自由に人生を楽しみませんか?


まずは試したい。
顔はちょっと…という方は、メールでもご対応中です♡

センセーションカラーセラピーのボトルの写真

参考書籍

チャクラヒーリング
著者:リズ・シンプソン
訳者:竹田 悦子
出版社:ガイアブックス

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