チャクラとは

チャクラは、私たちの体の中に存在する『生きていく上で必要な生命エネルギー』を取り入れるためのツボのような7つのポイントを意味します。

私たちは、肉体と魂や霊魂などと呼ばれる目には見えないエネルギー体でできているとされてますが、その肉体と魂や精神をつなぎ合わせているのがチャクラでもあるのです。

もう少し詳しいチャクラについてはこちらから

チャクラを知ると生きやすくなる

チャクラは、人間の精神成長段階ともリンクしています。
それぞれ1つ1つの色に課題となるテーマがあり、歳を重ねることで習得しながら魂レベルを上げいきます。

私たちが今生きにくい、何か上手くいかない、苦手…と思うことは、そのチャクラを1つ1つ積み上げていく過程の中で、何らかの影響でうまく習得できなかったものと考えられるのです。

だからこそ、苦手と感じるチャクラの課題に取り組んだり、テーマに意識を向けることで、自分の人生をスムーズに回せるようになるのです。

第2チャクラの色と位置と意味

第2チャクラは、仙骨・丹田の位置にあります。
第1チャクラで手に入れたものをさらに発展させ、自分への責任感と自己表現について学びます。

第2チャクラは、オレンジと共鳴します。
仙骨のチャクラと呼ばれ、サンスクリット語では「甘さ」を意味するスヴァディスターナです。このチャクラには、まさに人生を甘くするような喜び、性、感情、創造、欲求、変化などが含まれます。


第2チャクラが持つテーマと習得する時期

第2チャクラのテーマ

1つのチャクラで習得する課題は「これ」という1つではなく、大きなテーマの中にいろんな側面でいくつか存在します。

第2チャクラであるオレンジの大きなテーマは、
『感情、社交、欲求と創造』

第2チャクラは、第1チャクラで作った基盤を基に「甘さ」が意味するような人生の「様々な喜び」を受け取ることに関わります。創造的活動と強く関わり、生命に関する性的な活動に関係があります。

震災で家や家財などを失った時、人は「娯楽」よりも衣食住を安定させる方を優先しますよね。自分が安心でき、安全を確保できていると思うから「喜び」を味わえるってことですね。

第2チャクラでは、「楽しい人生を送りたい」という個人の欲求のために創造し、変化、行動します。人と交流し、感情を使うことで「何をしたら楽しいか」、「何が幸せか」を学びながら、自分の欲求をより明確にしていくのです。

第2チャクラを習得する時期

第2チャクラは、諸説ありますが歳で言うと8歳~14歳くらいです。

第1チャクラで人生を生きるための基礎となる土台を手に入れたのちに、五感を活性化させ、人と交流し関わりながら感情を使い、生きる喜びを経験する色です。

幼児期に成熟し始め、幼稚園生くらいまでに作られるとも言われています。
乳幼児期に求めれば与えられるという安心感と、自分の帰る安心安全の場があるという前提があるからこそ、外へと出て家族以外の人たちと関わることで人生を楽しむことができるということですね。

生きることの喜びと楽しみ

感情表現

第2チャクラは生きる喜びを知り、生きることへの強い関心を作りあげるチャクラです。そのために、私たちは人と関わり自分の中から沸き起こる「感情」を通して、人生の喜びや成長に必要なことを吸収しながら人生への欲求を目覚めさせるのです。
ネガティブに感じる感情をダメと考えてしまうこともありますが、その「嫌だ!」「悔しい!」「悲しい」なんて思いも、私たちが生きる喜びを感じるためには必要なものなのです。特に「怒り」は人種的にも時代的にも正しく使うことが難しいとされていますが、自分を守るために怒りを正しく使う必要がある感情なのです。

私たちが生まれてくる前にいた世界は、「無」の世界とも言われています。苦しみもなければ幸せもない世界。だからこそ、私たちがどう思っていたとしても、魂はこころの動くことに喜びを感じているんです。

私たちの内側から出てくる(生まれてくる)ものは、どんなものでも外に出さないと体に毒ってことですね。

欲求と創造性

この第2チャクラは仙骨や丹田などがある腰の中央に位置し、子宮などの生殖器と関連があります。この位置が意味するように、私たちは何かを生み出したいという欲求と第2チャクラは深い関わりをもっています。

第2チャクラは2面性(二極)を持っていて、自分と相反するモノを引き寄せることにより新しいものを生み出したり、2極の相反する極が作る世界を選択し続けたりすることで自分の世界を作りあげていきます。
そこには、感情表現はもちろん、音楽や芸術、建設物、何かを企画・立ち上げや何かについて調べてみたいという好奇心なども含みます。

また、創造性だけでなく、そもそもの生きるために必要となる自分の欲求、例えばやりたいことや、楽しみたいこと、何かを手に入れたいという欲求とも関連します。

何かを生み出したいという創造性や何かを手に入れたいという欲求は、生命力に関わる大きなエネルギーとなります。このエネルギーを何らかの影響で閉じ込めてしまうと体に溜まり、第2チャクラの意味する腸や子宮などの生殖器の働きに問題を生じるようになってしまうのです。

コントロールと自他尊重

第2チャクラのオレンジ色は、積極的に外へでて人と関わるという色。自分以外の誰かと関わることで得られる感情を知ることで、人生を楽しむというのが第2チャクラであり、オレンジの持つ意味。

そのためには自分の内側に湧き出る感情や創造性はそのまま外へ表現すべきものですよね。私たちは、本質的に素直に自分を表現する自由を持っています。ただ、そのために自己の人生のコントロールを失うという恐れや、他者から支配されるという恐怖を実は持っています。

子供のころに泣いていると「泣くんじゃない」と言われたり、騒いでいると「静かにしなさい」と言われたことが誰しも一度はあるかと思います。もちろん社会で生きるための必要な自己のコントロールを学ぶ必要はありますが、過度に「べき・すべき」で自分を縛ったり、誰かからの支配となってコントロールを失うことになると話は変わりますよね。

第2チャクラは、自分の人生をコントロールしようと促すのですが、そのための過剰な自己のコントロールや、自分の思う人生を得るために他者を支配したり、もしくは誰かから支配されたりするのではなく、人は「互いに尊重すべし」という心理を学ぶことが第2チャクラのテーマでもあるのです。

第2チャクラ・オレンジのバランス

ヨガやアーユルヴェーダのような「チャクラ」を主で使用する場合、チャクラは高次元の『氣』を取り入れるポイントのため「開いている」、「閉じている」と使われたりしますが、チャクラには正常でバランスがとれている状態とバランスが崩れている状態で自分に起こる影響があります。

バランスがとれている状態

第2チャクラのオレンジが、正常に活性化されたバランスがいい状態の場合、人生は辛いものではなく、楽しいものとしてとらえることができます。

人生に対する喜びや楽しみを感じ、その時感じた感情を素直に表現することができるようになるため、感情に振り回されたり外部からのストレスを気にすることがなくなるため、心身の状態も良好に保ちやすくなります。

また、自分を喜びを与えてくれるような人間関係やおいしい食事、趣味などを直感的に選べるようになるため、ポジティブなエネルギーを作りやすく、さらなる喜びに結び付けられるようになります。

バランスが崩れている状態

バランスが崩れている状態には、エネルギーが過剰になりすぎている場合と不足している状態があります。

1)エネルギーが不足の状態

オレンジのエネルギーが足りない状態にあると、生きることを楽しむことができなくなります。必要以上に自分に厳しくなり、わけもなく罪悪感を感じたりします。
無意識下で自分は楽しんではいけないという思い込みを持ち、素直に楽しんだり喜んだり、自分が喜ぶことを選べなくなり、ネガティブな感情をため込みがちになります。

また、自分が選んだものや、決断に自信が持てなくなり優柔不断になったり、自分に起きる問題の要因を自分の外に求め、愚痴や泣き言が多くなったりします。
肉体的に不感症や性的不能の状態になることもあり、女性では子宮に関する病気やがんなど、生殖に関する機能障害の原因になることもあります。

2)エネルギーが過剰な状態

オレンジのエネルギーが過剰になりすぎると、自分の欲求を叶えることに意識が向きすぎたり、快楽主義に偏ったり、自分に対して刺激を与えてくれるものに依存的になります。
欲求がすぐにかなわないことに対してイラだったり、感情をコントロールできなくなり情緒不安定気味になったり、欲求を叶えるために手段を選ばないといったような行動をとったりします。

自分が楽しむことのみに意識が向けられるため、「自分さえよければ」といった考えになり、人を操ろうとして支配的になったり、嫉妬心が強くなったりします。
また、肉体的には性的な快楽におぼれることがあります。

第2チャクラを活性化し安定させるために

第2チャクラのオレンジのエネルギーを活性化させ、生きていく上での『喜び』を得るためには、オレンジの色を生活に取り入れたり、アロマや天然石を取り入れたり、ヨガを行ったりといろいろ方法はありますが、まずは自分に寛容になり「楽しむ」ということが必要です。

そもそも「人生を楽しむ」ということを難しいと感じていたり、喜びや楽しみを感じにくい方は、まず自分に「人生を楽しみ、喜びを感じていい」と許可をしてあげてください。

自分をコントロールしすぎて、苦しくなっていたりしませんか?
喜びや楽しさより、自ら苦しい方を選んでしまっていたりしませんか?
周りにどうみられるかを優先して自分のこころを無視していたりしませんか?
そもそも、楽しむことに罪悪感を感じていたりしませんか?

私たちは喜びや楽しみを味わうために生きていいんです。
そんなことをしたら…という方が時々いらっしゃいますが、自分が幸せを感じられていないのに、誰かを幸せにしたり、喜ばせたりすることは難しいと思いませんか?

努力や根性なんていう根性論は過去のもの。でも、そもそも努力や根性をみせられるものも、本当は好きなものや楽しいと思っているものにしか使えないはずなのですが…いつの間にか目的が逸れていき、それすら楽しむことを放棄してしまうことがありますよね?

第2チャクラが位置する腸は第2の脳とも言われていますが、考えるのでは感じることを主とします。楽しむことがわからない、好きなことがわからないという方も多いですが、それでも感じることを諦めないでください。
心地よい方はどっちか?そんな選択でOKなんです。

もし、それも難しと感じるとしたら第1チャクラの「土台」がしっかりと備わっていないかもしれませんので、まずは第1チャクラの安心や安定を手にしてみてくださいね。

第2チャクラのまとめ

チャクラ名仙骨チャクラ、セイクルチャクラ、性腺チャクラ
サンスクリット語スタヴィッシュターナ(甘さ)
位置下腹部、おへそと性器の間
オレンジ
テーマ創造、情緒のバランス、性
課題人と交流し、互いを尊重すること
年齢8~14歳
内分泌腺性殖腺(卵巣・精巣)
身体生殖器、膀胱、前立腺、子宮、大腸、小腸

チャクラから見たオレンジのエネルギーが個性的に表れている方を書いたものです♡
「こういう人もいる」と知ったり、「自分のことかも?」と思うことで、人間関係はスムーズになるんです♪

自分は何が課題なのか?
どこのチャクラがテーマなのかなど、
自分を知ることでラクに生きられるんです♪
もっとラクに自由に人生を楽しみませんか?


まずは試したい。
顔はちょっと…という方は、メールでもご対応中です♡

センセーションカラーセラピーのボトルの写真

参考書籍

チャクラヒーリング
著者:リズ・シンプソン
訳者:竹田 悦子
出版社:ガイアブックス

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