カラーセラピーの起源 英国式カラーセラピーオーラライトとは
目次
カラーセラピーとは
日本には現在たくさんの種類のカラーセラピーがありますが、それぞれのカラーセラピーで指定される本数や個数の色を自分自身で選びとり、その色から自分のこころの中を紐解くためのツールです。
「投影法」といって、自分が選んだものに自分のこころを映し出し、客観的に観るという方法を使用しています。
カラーセラピーを占いだと思われる方が時々いらっしゃいますが、自分以外の人が選んだり受け取った信託のようなものではなく、クライアント自信が選びとったものをカラーセラピストが通訳の役割をすることで、自分のこころと対話をしていただくためのツールなのです。
あくまでもカラーセラピストは、クライアントの外側から新しい価値観や多角的視点という「刺激」を与えるための存在にすぎません。自分のこころの声を視覚情報として受け取ることで、自分の中を整理したり、癒したり、浄化したりすることができるセラピーなのです。
だから、腑に落ちやすく、納得しやすいため、「これでいいんだ」という背中を押された感じになり、次の一歩に自然に踏み出せるようになるのです。
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カラーセラピーの源流 英国式カラーセラピー
現在日本にある数々のカラーセラピーの元祖は、実はイギリス発祥のものなのです。主に3つありますが、オーラソーマ、オーラライト、アヴァターラという1本のボトルに2色入ったボトルを使用しているものです。
イギリスに限らずですが、ヨーロッパには、昔から自然とともに暮らす文化が残っています。自然豊かな地方ではいたるところに妖精がいると信じられています。日本で言う八百万の神のような感覚ですね。
地球に降り注ぎ生命の源となる光は神様と同等であり、そのエネルギーを受けている木々や草花、大地やその中に含まれる鉱物、天から降り注ぐ雨が自然を通ってできた水、動物や人間だけでなく、地球上にあるモノ全ては同じエネルギー体だと考えられています。
そのため、英国式カラーセラピーで使われているボトルは、光はもちろん自然由来のオイルやハーブ、特別な水、クリスタルなどの鉱物のエネルギーが込められています。なのでとってもエネルギー高めなのです。
この英国式カラーセラピーを始めて作ったのは、「ヴィッキー・ウォール」と言うイギリスの女性です。ある時、「水を分けなさい」という啓示を3日3晩受け続け、1983年にオーラソーマが生み出されたのだそうです。
このオーラソーマは、イギリスらしい天使やカルマなどを取り入れたスピリチュアルや占いを感じるような読み方をします。
そのオーラソーマから派生して作られた1つが、オーラライト。オーラソーマにとても似ていますが、オーラライトは、色彩心理学とカラーテストを使用して、ロジカルにこころの中を紐解いていくので、自分に起きている身近なことを引き出せます。そのため、自分の頭やこころを整理しやすくなり、納得したり腑に落ちやすくなるのです。
オーラライトとは
オーラライトは、1991年に「トニー・クーパー」と「マリオン・クーパー」という夫婦により作られました。2人は、「リュッシャーテスト」という統計のデータを使用するカラーテストを生み出したスイスのマックス・リュッシャー博士の影響を受けています。色とこころの関係に関心を持ったことでヴィッキー・ウォールを訪ね、オーラライトを創設したのです。
その後、オーラライト・ジャパンの代表である「橋本俊哉氏」がイギリスで契約を結び日本で紹介され、現在も広まっています。
オーラライトのカウンセリング方法
オーラライトは、先ほどもご紹介したような上下2層に分かれたボトルが全部で80本。これらのボトルには、それぞれに象徴名があったり、タロットと連動していたりしますが、創設者のトニー・クーパーの想いとして「ディスティニーよりマインド」であり、「自分の運命は自分で創る」とされているため、主に色の意味を使用してカウンセリングを行っていきます。
クライアントはこれら80本中から、好き嫌いではなく、「直観・直感」を使用して気になったり惹かれたものを4本選びます。(色のつながりを見るため、4本以上選んでいただくこともあります。)
色はエネルギーそのものであり、私たちもエネルギー体であるため波長が合うものが惹かれ合い、その選んだ色に投影されたクライアントのこころをカラーセラピストが読み解きます。色に現れたメッセージをセラピストが伝えるという「対話」をしながら、クライアントがご自身のこころの中を紐解いていくという時間がカラーセラピーなのです。
選んだボトルが表すもの
オーラライトは上下2層でボトルが構成されています。これら上段と下段で表すものが変わってきます。
上段=顕在意識
主に人に見せている自分、意識していること、優先したいこと
下段=潜在意識
本当の自分、無意識や気づいていないこと、抑えているもの
などを表します。
また、選んでいただいた4本はそれぞれに意味を持ちます。左から、
◆1本目のボトルの意味:過去
自分のもともと持っている本質や資質、過去において作られた自分
◆2本目のボトルの意味:課題
クリアしていれば「ギフト」となり、まだ取り組んでいない、もしくは課題の途中であれば「チャレンジ」
◆3本目のボトルの意味:現在
現在の自分を取り巻く状況、どういう時を過ごしているのか、どう過ごせばよいのか
◆4本目のボトルの意味:望む未来
自分の魂が目指している方向、すでに気づいているものであったり、まだ気づいていないもの
これらのボトルに現れているそれぞれの色の意味をクライアントに伝えながら、セラピーを行っていきます。
選ばなかった色が表すもの
カラーセラピーでは、全ての色を持っているとバランスがいいという考え方があります。
7色食の光はすべてを混ぜ合わせるとクリア(光)になります。オーラライトはイギリス発祥でもありますので、「光=神」も表します。全ての色を含んでいるクリアの光は、神のような全知全能な完璧な状態を表すのです。
そのため、全ての光を持っている状態にするために、選んでいない色の中からクライアントに必要な色を導き出し、トータルバランスをとるためための診断をします。
「持っているから選んでいないのか、持っていないから選べないのか?」
後者である場合、取り入れるとよい色になるため、持っていないから選べない色はミッシングカラー(失われた色)と呼ばれます。
ヒーリングカラー
カラーセラピーでは、カウンセリングによってクライアントの心身の状態を診るための「診断」とクライアントにとって必要な色を取り入れてもらうための「処方」が1セットになっています。
そのため、クライアントに足りないと感じる色を取り入れるとよい場合は、ミッシングカラーをお勧めし、ミッシングカラーがない(足りない色がない・バランスが取れている状態)場合、またはその色を受け入れられない場合は、ご自分で選んだボトルの中からヒーリングカラーを選び生活の中に取り入れていただきます。
自分に必要な色、自分を癒し整えてくれる色を普段の生活の中に取り入れていただくことによって、より自分をベストな状態に色が導いてくれるため、ご自身が望んでいる未来へ向かいやすくなるのです。
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色を生活に取り入れると人生は変わる
私たちにとって目から入る情報は9割と言われているくらい、視覚情報によって左右されています。見るもの、聞くモノが、日々私たちの潜在意識に情報が蓄積されていくのです。それが、現実を作っていたりもするのです。
だとしたら、自分に必要な情報をちゃんと選んでキャッチすることって大切だと思いませんか?
カラーセラピーで最後にヒーリングカラーとして選んだ色は、その時の自分に足りなかったり、プラスするとより良い状態になる色のこと。
それを日々視覚情報としてプラスしていると、本当に現実って変わるのです。色にはエネルギーがあるため、それがサポートしてくれるのです。
そして、ヒーリングをしていただくために「アファメーション」もプラスします。色を見るたび、その時に自分にとって必要なことを「こうなる」と意識に入れ込んでいただくのです。
色を見るたびに、「○○しよう」って思いだすことで、潜在意識にも顕在意識にも影響を与えてくれるのです♡
お客さまの1人に、
「数年前に決めたアファメーションどおりになりました。自分で決めたことって叶うんですね」
と言ってくださった方がいらっしゃいます。
意志あるところに道は拓ける♡
自分が意識したものは、すでに自分の中にある。
それを自分で意識して取り入れることで、色が確固たるものになるようにサポートしてくれる。それが色の力だと思っています♡
私は、色に出会い、色を知ったおかげで人生が180度変わりました。
あなたも色の不思議を体験して、人生を変えてみませんか?
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