好きな色・嫌いな色 惹かれる色・選ばない色の心理とは?
目次
『色』と『心理』
色には、人の心理が反映されます。
時には既に自分で認識していることやなんとなく気づいていることが表れ、時には「そういえば…」という無意識のレベルで行っていたことが表面化されたり。自分では気づいていなかったけど、そういうことだったんだ…と気づかされることも多々。
「なぜ色で心理がわかるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、色も人間も「波動」を持っているからです。
引き寄せの法則などで「波動」は共鳴し、同じものどうしを引き寄せることをすでに多くの方がご存じかと思いますが、理屈で言えばそういうことになるのです。
色は『光』からできています。
そして光は、電磁波なので色はそれぞれ自分が発する色の「波動」を持っています。
私たち人間も忘れがちですが、自然物の一部です。
細胞を細かくしていくと核になり、その核は振動していると言われています。
引き寄せの法則や現実創造論、量子力学などでも私たちが「波動」を持っていると言われていますが、同じ波動をもつものが共鳴し合うから、色の意味を読み解くことで人の心理を知ることができるのです。
好きな色・嫌いな色
好きな色、嫌いな色ももちろん心理が反映されます。
ここでちょっと考えてみてください。
あなたは何色が好きですか?
嫌いな色は何色ですか?
では、
あなたは、その色の何が好きですか?
あなたが嫌いだと思う色は、なぜ嫌いですか?
好きな色って、心地よく感じたり、見るだけでウキっとしたりしますよね。
嫌いな色は、きっとその逆で嫌な気分になったりするはず。
そんな色たちにも、あなたの心理は表れるのです。
好きな色に表れるもの
「好きな色」は、その色の好きな部分に自分が惹かれているので、そういう人になりたいという思いが表れていたりします。また、自分のポジティブな部分であるその人の「長所」を映し出しているとも言われています。
例えば、
イエローが好きな色で、イエローの明るい雰囲気が好き。見ていると元気が湧いてくる感じで、人を明るくするところが好き。なんて答えた場合は、自分がそういう人になりたいと思っているということ、もしくは自分にとっての長所ということです。
もちろん、色にはそれぞれ「特徴」があるため、この色を好きな人はこういう傾向があるという見方もできます。
関連として、色のエネルギーの特徴を持った人をご紹介です。
嫌いな色に表れるもの
「嫌いな色」は、自分が苦手だとしている部分や、こうなりたくないと強く思っている部分が表れます。嫌いなタイプの性格などを表すとも言われていますので、総じて自分が苦手にしている部分だと思っていただければわかりやすいと思います。
例えば、
女性には「ピンクが嫌い」という人が割と多いのですが、理由を聞いてみるとピンクの「かわいい」や「甘える」というイメージに嫌悪感を抱いている方が多いのです。
「女子」って感じの人が苦手、かわい子ぶっている人を見るとイラっとするなど。
そういう方のお話を聴くと、ご自身が甘えることが苦手だったり、かわいいと思う振る舞いができないと言う方がやはり多いんです。男性社会の中で頑張らないといけないと思っている方や、ワンオペでお父さんの分まで頑張っている方など、女性性を封印している方だったりするんです。
ですので、「そう思っているんだ」と受け取っていただけると、嫌悪している部分が薄れてラクになることができます。
心理学では、シャドウといって、「嫌い」、「こうなりたくない」と切り離している部分のことをいいます。その切り離したい部分は、本来自分の中に必要な要素なので、受け入れることで自分が安定します。
シャドウについてはこちらから
惹かれる色・選ばない色
「好きな色」と「惹かれる色」
「好きな色」と「惹かれる色」って同じじゃない?っと思いますよね。
同じであることもありますが、あえてここでは分けてお話ししたいと思います。
あえて分けるとすると、
「好きな色」は、意識的に惹かれている色。
「惹かれる色」は、無意識で惹かれている色。
「好きな色」も無意識下で惹かれている部分がありますが、こうなりたいと思う ”思い” に惹かれているという意味での意識的って感じです。それに対し「惹かれる色」は、自分の振動数と色の振動数が引き合っているという意味での無意識。
カラーセラピーは、この無意識下で選んだ色を使っているからこそ、潜在意識にアクセスできるのです。カラーセラピーをしてみると、「なんか惹かれる」という感覚がお分かりいただけると思いますが、「ボトルに呼ばれてる感じがした」なんてことを言う方もいらっしゃいます。
十数本の色であっても、80本あったとしても、「なんか惹かれる」という感覚になるのです。
なので、選ばない色は視界に入ってこないのですね。
惹かれる色とは
「惹かれる色」はもうお気づきかと思いますが、無意識下で惹かれ合っている色です。
振動数が同じだからこそ、惹かれ合うということですね。
なので、
・色と惹かれ合っている=その色の意味と同調している
・色に惹かれている=その色の意味を欲している
ということです。
最近なんか「紫に惹かれる」、「紫のものを見ると落ち着く」なんて状況になっている時、バイオレットの意味に惹かれているということになります。
バイオレットの持つ、「変化・変容」に惹かれていて、今まさに意識改革をしようとしているなんて時にバイオレットに惹かれていたりします。
または、「変化・変容」をしたい!もっと自分の「個性」を使って自分の人生に自分の命を使っていきたい、そのためのエネルギーが欲しいと思って選んでいたりします。
カラーセラピーでは、この「惹かれる色」を使って自分の中の心理を診ていきます。私たちの行動は、意識下ではなく、無意識下にあるものに支配されているといっても過言ではない感じです。
意識で「行動に移したい!」と思っていても、無意識下(潜在意識)で、「怖い」と思っていれば行動したいという思いとは裏腹に、脳はブレーキをかけるようになるのです。
この惹かれている色を読むことで、今自分がどこにいて、どこに向かおうとしているのか、その為にはどうすればよいのかがわかるようになるのです。
潜在意識の話はこちらから♡
色に惹かれる時の心理はこちらから♡
選ばない色
では、選ばない色とは?
「選ばない色」色自体気づいていない方が多い気がしますが、カラーセラピーをしていただくと「いつもだったら絶対選ばないんですけど」という方が多いので、色が並んでいる中から選ぶということをしていただけると、気づくのかもしれませんね。
選ばない色は、以下のどちらかです。
・既にその色のエネルギーが足りているから選ぶ必要がない
・足りなさすぎて、エネルギーが同調しないので選べない
「選ばない色」として選ばれることが多いのは、レッドかなと思います。
赤い色の洋服をそもそも選ぶ方って、多分少ないのではないかと思うのですが、元気がない時に赤い服を着るってきついはず。生まれたばかりの子供を「赤ちゃん」というくらい、レッドはエネルギーの塊の色。
元気がない時、頑張れない時は、圧を感じたり、駆り立てられるようで嫌って感じる方が多い色なんです。
これは自分のエネルギーが足りていないから「選べない」という状況になるんです。
足りているから選ぶ必要がないと言う方は、既にレッドの行動力を意識しなくても使えている方。
すでに、エネルギーも足りていて、ヤル気もあり、元気もあるなんて方は選ぶ必要がないからあえて選んでいないといったところです。
ただ、その状態が心地よいから同調して選んでいると言う方もいらっしゃいます。
色は、バランスよく持っていることがベスト♡
私たちは、「光」でできています。量子力学の世界でも、そう言われていますね。
光の中に虹の7色があるように、私たちの中には、既に7色のエネルギーが備わっていると考えられています。それが、古代インドの「チャクラ」という考え方に繋がります。
チャクラについてはこちらから♡
チャクラでは、私たちは生まれながらに全ての色を持っているけど、それぞれのテーマに得意不得意があり、エネルギーの多い少ないがあると、心身のバランスが崩れやすくなるという考え方。チャクラは、そもそも体という器と精神や魂である「氣」をつなげる存在でもあるのです。
自分の中のその色のバランスは、自分の身の回りにある色を使うことで整えることができます。
例えば、
○好きな色は自分の「心地よい」と思う色なので、そのまま心地よさに合わせて色を使う。
○いつも選ばない色をあえて選んで足してみる。
○自分が苦手だなと思っている色を身に着けてみる。
○惹かれている色の意味を調べて、そこに意識してみる。
などなど。
足りたいと感じる部分や、強化したいと思っている部分に合う色を使うことで、心身は整っていきます。
私も、色を学んだ頃、自分に今必要な色を日々取り入れて自分を整えてきました。
ぜひ、好きな色だけではなく、「ちょっと…」と思う色もあえて選んで色を楽しんでいただけたらきっと自分がよい状態になっていることに気づくと思います。
こころに嬉しい色を取り入れて♡
パーソナルカラーの分析をされた方がよく、「他の方に”この色は使わないで”と言われました」とおっしゃるのですが、私は自分が心地よかったり、好きだと思う色ならば似合うに合わないではなく、使用して欲しいと思っています。
自分に似合うかに合わないかは、自分である程度決められるものだからです。
「これ、似合うかな…」と自信なさげに着ていれば、他者から見ても ”似合わない”と映るかもしれませんが、「これめっちゃ気に入ってるし、気分も上がる」と思って着れば、それは ”似合う色”になりうるのです。
原宿や渋谷の若い子たちが来ている洋服と同じです。
自分がどう思われても「いい」と思えたら、その自信によって、そのファッションは「かっこいい」に変えることができるのです。
誰かの目を気にして、誰かに遠慮して色を選ぶのではなく、自分のこころに合う色を選んでいただければ、勝手にエネルギーは整い、運気も心身も整ってバランスの良い状態になっていきます。
「これは着ないで」と言われた時点で、その方にとってはいわくつきの色になってしまうので、その色を見て「ウキッ」としなければ、着なくてもよいと思います。
小物でもなんでも、あえていつもと違う色を選ぼうと思っても、そこにこころが伴わないのならおススメはしません。あえて選ぶことで、「自分がよくなるかも♡」と思えたら取り入れてください。
誰かが言った正解は、必ずしもあなたの正解にはなりません。
自分の中に正解があるってことは、覚えておいてくださいね。
あなたも色のことを学んでみませんか?
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