もっと自由に自己表現を。第5チャクラ「ブルー」

目次
チャクラとは
チャクラは、私たちの体の中に存在する『生きていく上で必要な生命エネルギー』を取り入れるためのツボのような7つのポイントを意味します。
私たちは、肉体と魂や霊魂などと呼ばれる目には見えないエネルギー体でできているとされてますが、その肉体と魂や精神をつなぎ合わせているのがチャクラでもあるのです。
この肉体と魂や精神が結びつき、バランスが取れている状態にあると心身は健康で、「誰といてもどこにいてもどんな時でも自分らしくいられる」という無敵な状態になれるのです。
▽もう少し詳しいチャクラについてはこちらから↓
チャクラを知ると生きやすくなる

チャクラは、人間の精神成長段階ともリンクしています。
それぞれ1つ1つの色に課題となるテーマがあり、歳を重ねることで習得しながら魂レベルを上げいきます。
私たちが今生きにくい、何か上手くいかない、苦手…と思うことは、そのチャクラを1つ1つ積み上げていく過程の中で、何らかの影響でうまく習得できなかったものと考えられるのです。
そのため、苦手と感じるチャクラの課題に取り組んだり、テーマに意識を向けることで、自分の人生をスムーズに回せるようになるのです。自分はここが弱いなと思うテーマがあれば、今からでも取り組んでみてください。
その色を積極的に取り入れて、意識することもおススメです。
第5チャクラの色と位置と意味

第5チャクラは、喉のチャクラとされていますが、首の後ろ、付け根のあたりにあるとされています。
第4チャクラで「社会」に出て、人と交流したことで「自分とは」ということに気付き、表現をしていく時。
第5チャクラは、ブルーと共鳴します。
その名は、スロートチャクラ。その名のとおり、喉の位置にあるからです。
サンスクリット語では、『ヴィシュッタ』と呼ばれ、「浄化」を意味します。
第5チャクラは、日常的なおしゃべりではなく、目的をもって考え、語るような「真実を話す」ということを課題の1つに持っています。それには、自分に正直になることが必要となります。
そして、自分に正直になるためには、不要なものは手放し、自分を癒し、本当の自分の想いを知ることが大切。その自分の中の「真実」を洗い出すために必要な「浄化」を意味しているのかもしれません。
第5チャクラが持つテーマ と 習得する時期

第5チャクラのテーマ
1つのチャクラで習得する課題は「これ」という1つではなく、大きなテーマの中にいろんな側面でいくつか存在します。
第5チャクラであるブルーの大きなテーマは、
『精神性』と『コミュニケーション』
第5チャクラは、喉の位置にあるように、言葉を使ったコミュニケーション、人との関係、表現をすることなどと大きく関係します。
第1~4のチャクラでも人と関わったり、表現するということをしますが、どちらかというと自分本位であったり、「楽しいからする」といった行動です。ですが、第5チャクラになると、「楽しい」だけではない、深い部分でのコミュニケーションに変わります。
「自分とは?」という哲学的な部分にふれ、自分の想いや考えを表現したり、言葉にすることで広く世界と関わっていきます。ただ、自分の想いを「表現」をするためには、自分をより深く理解することが必要になり、それと同時に、他者の言葉も聞く必要があるため、「お互いを理解する」という意味でのコミュニケーションについて学ぶ必要があるのです。
第5チャクラを習得する時期
第5チャクラは、諸説ありますが年齢で言うと29歳~35歳くらいに習得します。
第5チャクラは、第4チャクラのグリーンで社会に出て人と関わることで、「自分とは?」ということに意識を向ける段階にあるチャクラです。その自分の中の哲学や、自分の使命を全うするためには「どうあればよいのか」などを見出します。
ここでは今まで経験し、積み上げ、磨き上げてきた自分のたましいを人と言葉を交わしながら、世界へ発信、表現していくのです。
また、スピリチュアルな見方をすると、自分の意思を手放し、神の意思に従い体現していく段階に入る時とも言われています。高次の存在(天や宇宙)とつながり、その存在に身をゆだね、自分の使命を全うするために行動していきます。
臆することなく表現するために

第5チャクラのブルーは、「精神性」や「コミュニケーション」を学び、課題となる自己表現や内省、他者を受容することに取り組むチャクラです。
第1~3チャクラは、基本的に「自分」のことに注力をし、生き抜くための準備をするチャクラ。そして、第4チャクラで、他者と自分のバランスをとりながら、自分の外側の世界とつながる準備をするといった感じです。
その準備を経た第5チャクラでは、自分の精神的な部分に触れながら、今後の自分を創造するために「内省」をしたり、「自己表現」として自分の想いや考えを表現したり、自分の想いだけではなく、他者を「受容」することを知る必要があるのです。
自分の「感情」や「考え」に気付く
第5チャクラの課題の中には、「真実を話す」というものがあります。
これは、たった一滴の水滴でも、大きな波紋を創り出すという、一般的に「バタフライエフェクト」と呼ばれる現象を意識するモノ。私たちの言動が、自分の想像できないようなところにまで、大きく影響することを意味します。例えば、あなたのある一言が、相手の人生を変え、その人に出会った人がまた影響を受け、その波紋が自分のしならない所にまで連鎖していくという現象のこと。
ポジティブな連鎖はいいことを生み出し続けるかもしれませんが、ネガティブな連鎖がどんな不幸な世界を創るのか計り知れません。だからこそ、自分が口にする言葉に責任を持たなければならないというのが、このチャクラの課題の1つなのです。
ハートからの想いを伝えるための真実の言葉は、相手に正しく届きます。
でも、そのためには、自分の感情や考えを自分で気づいていなければならないのです。だから、静かに自分のこころと対話する「内省」もこのチャクラでの課題になっているのです。
信じること
第5チャクラでは、人間社会だけでなく、見えない存在ともつながっていきます。
人とつながるために、「コミュニケーション」は欠かせませんが、一番私たちが苦手とするところもコミュニケーションですよね。
この第5チャクラでは、「真実を話す」という課題があるように、自分のこころの内側を伝え、お互いの想いを交換することで相互理解を深めます。誰もが「怖い」と思う部分だと思いますが、このコミュニケーションをスムーズにするために必要になってくるのが「信頼」です。
信頼と言っても、他者への信頼だけではなく、自分への信頼も。
「自分が話しても大丈夫」という自己信頼と、「私が話すことを受けとってくれる」という他者信頼が揃うことで、コミュニケーションは成り立つのです。
そして、もう一つが見えない存在とつながることで、「直感」として受け取るもの。
大切なのは、自分が受け取れるということを信じること。信じて行動に移す。
なんでもそうですが、「ない」と思ってたらないし、「受けとれない」って思っていたら受け取れないんですよね。そして、分かり合えないって思っていたり、理解してもらえない、聞いてもらえないなんて思っていたら、その通りにしかならない。
だから、全部「ある」、「できる」、「大丈夫」と信じることが必要なのです。
受容
「コミュニケーション」をスムーズにするために必要なのが、相手を受容するという意識。
喉を司るチャクラなので、「話す」ということに意識が向きがちですが、相手の話に耳を傾けるということへの「受容」も表します。
コミュニケーションのバランスが崩れていると、人と距離をとろうとして話続けたり、人に対して自分の意思や考えを押し付けてしまったり、他者と自分の経験を分かち合うことができなくなります。自分の中に誰かを入れるということを許していないという状態です。
このバランスをとるためには、話すことを止め、相手の話に耳を傾ける必要があります。私たちは、「学ぶ」ということが必要で、この学びも人の言葉に耳を傾けた時に得られるからです。
また、この「受容」は、あるがままに全てを受け入れるということ。
ある意味、「サレンダー(降参)」するってことだと個人的に思っています。
他者を受け入れるということももちろんですが、もっと重要なのは、自分自身を受け入れるということ。いい自分も悪い自分も受け入れる。どんな自分でもいいって許可を出せること。
そして「受容」は、スピリチュアル的な視点から見ると、自己を明け渡し、天の意思に従って行動していくことにもつながります。「直感」を受けたら、疑うことや、拒否したり抗うことなく、それに動いていくということで、自己実現に近づいていくのです。
第5チャクラ・ブルーのバランス

ヨガやアーユルヴェーダのような「チャクラ」を主で使用する場合、チャクラは高次元の『氣』を取り入れるポイントのため「開いている」、「閉じている」と使われたりしますが、チャクラには正常でバランスがとれている状態とバランスが崩れている状態で自分に起こる影響があります。
バランスがとれている状態
第5チャクラのブルーが、正常に活性化されたバランスがいい状態の場合、自分のたましいからの言葉を発信することができるため、正常な自己表現をすることができます。空気を読んだり、相手に合わせて自分のこころを偽るようなことをせず、想いのままに言葉にすることができるため、ポジティブなエネルギーを発します。
また、バランスが取れていると、他の人の創造的表現ともつながり、他者の話に耳を傾け、理解することができます。そのため、ブルー本来の相互理解が行われるため、他者とのつながりを感じることができ、充実感を得られるようになります。
自分に不要なものを手放すことができ、自分のたましいに忠実になることができるため、直感力も活性化されるます。そのため、自分に必要なメッセージを受け取り、それを実行に移すことができるようになります。
この直感は、芸術的なものにも関わります。コミュニケーション同様、周りを気にすることなく、受け取ったメッセージのままに、リラックスして自分を表現することがきるようになります。
バランスが崩れている状態
バランスが崩れている状態には、エネルギーが過剰になりすぎている場合と不足している状態があります。
この第5チャクラのバランスが崩れていると、喉に症状として表れることがあります。喉への違和感や痛み、リンパのハレや、首の痛みや肩こり、甲状腺のトラブルや、耳鳴りや難聴、喘息などにもなりやすくなります。
1)エネルギーが不足の状態
第5チャクラのブルーのエネルギーが足りない状態にあると、正常な自己表現ができなくなります。「信じる」ことができなくなってしまうため、自分を表に出すことができなくなってしまうからです。周りが気になって言動ができなくなってしまったり、自分の領域に入ってこられることを恐れ、人と距離をとるようになります。
自分のことを恐れや不安から口に出せずにいると、喉に症状が現れやすくなります。話そうとすると喉がキュッと閉まるように感じたり、空咳が出るようになったりします。
また、自分を理解することだけでなく、他者を理解することも難しくなり、孤独を感じやすくなったり、引きこもったりします。完全な受け身の状態になり、自ら何かを発しようという意志が薄くなります。状況が深刻になると、鬱になることもあります。
2)エネルギーが過剰な状態
第5チャクラのブルーのエネルギーが過剰な状態にある場合、口数が多くなりすぎます。無駄なおしゃべりと言われるような、こころにもないようなことや、人のうわさやゴシップ、陰口などを言うようになり、自分の大切なことを言わなくなります。場合によっては、他者の価値を下げるようなことをいうことで、自分のこころの平和を保とうとしたりします。
人の話に耳をかさなくなるため、相手に質問をしても途中で話を変えたりと、自分のペースで話を進めるなどして、自らコミュニケーションをとりづらくさせます。
また、相手のことを尊重したり、受容することが難しくなってくるため、傲慢さや独断的な態度に表れたりします。「こうあるべき」という思いが強くなりすぎて、その自分の想いを人に強要したり圧力で従わせるようになったりすることもあります。
第5チャクラを活性化し安定させるために

第5チャクラのブルーのエネルギーを活性化させるためには、ブルーの色を生活に取り入れたり、アロマや天然石を取り入れたり、ヨガを行ったりといろいろ方法はあります。
ですが、ブルーのエネルギーをポジティブにし、自分に正直にこころにあるモノを表現し、人とコミュニケーションしながら世界とつながっていくために、自分自身でもっと効果的にできることがあります。
それは、まず「自分自身を受け入れ、自分の内側にあるモノを知ること」です。
私のお客様でも「青が好き」という方って多いんです。青が好きという方は、総じて周りの空気を察し、自分の中の「べき・すべき」を忠実に守ろうとします。そして、自分に厳しく、他人にも厳しくしてしまう方も。
中には、子供のころに身につけた、お母さんに怒られないように、お母さんを悲しませないように、お母さんを喜ばせたいって思いから、一生懸命完璧を求めて頑張っている方も。
そんな方に対して、一番必要なことってなんだと思いますか?
それは、こころ静かに自分を受け入れること。ホントにただただ受容する。
がんばっていること、いつも努力していること、それらを自分自身で「そうだよね、がんばってるよね」って受け入れて、肩の力を抜くことが大切なんです。
ブルーがネガティブな方は、「鎮静」や「静寂」、「静止」というブルーの「静けさ」を意味することが苦手だと感じます。特にダラダラすることや、ただのんびり、ぼ~っとすることに罪悪感を感じてしまい、休むことができない。ずる休みなんてもってのほか。
ダラダラしてるけど、頭の中はずっとあーだのこーだのと休んでいなかったりするって方もやっぱり多め。
まずは、頭の中の不要なおしゃべりを止めさて、心身ともに緩ませることが必要です。自分の身体が緩んでこそ、自分のたましいと対話をすることができるのです。
とは言え、常に頑張って緊張状態を続けてきた方に、瞑想や身体を緩ませることをおススメしても難しいと思います。
まずは自分の中にあるモノを表現することから始めてみてください。
言える人に自分の想いを口に出してみることはもちろん、歌を歌う、絵を描く、楽器を弾く、何かを作るなどの表現もしてみてください。
なんでもいいんです。
もし、すぐにできるものがないって方は、ぜひ画用紙とクレヨンのご用意を♡
真っ白い画用紙に、好きなようにぐりぐりとクレヨンで絵を描いてみてください。「絵を描く」と言っても、犬や象や花のような形のあるモノではなく、絵の描けない幼児に戻った感覚で、ぐりぐりと思いのままに画用紙に色を塗るんです。
赤でも、黒でもぐちゃぐちゃに、「きもちいい~!」って感覚を得るままに手を動かす♡
頭を無にして、ただただぐちゃぐちゃに塗りたくってみてください。
ぐちゃぐちゃになったころには、気分もスッキリして、きっとの肩の力が抜けていると思います♪
ブルーがネガティブな方は、「正しさ」を気にしがちです。
なので、自分で「ダメ」だと思っていることを、表現していってみてください。
あなたがダメって思っていることをしてみた方が、わりと何ごともうまう行ったりするんですから♡
第5チャクラのまとめ
チャクラ名 | スロートチャクラ |
サンスクリット語 | ヴィシュッダ(浄化) |
位置 | 喉 |
色 | ブルー |
テーマ | 精神性、コミュニケーション |
課題 | 自己表現、内省、受容 |
年齢 | 29~35歳 |
内分泌腺 | 甲状腺、副甲状腺 |
身体 | 喉、甲状腺、気管支、口、口腔内、首 |
チャクラから見たブルーのエネルギーが個性的に表れている方を書いたものです♡
「こういう人もいる」と知ったり、「自分のことかも?」と思うことで、人間関係はスムーズになるんです♪
自分は何が課題なのか?
どこのチャクラがテーマなのかなど、
自分を知ることでラクに生きられるんです♪
もっと自由に人生を楽しみませんか?
まずは試したい。
顔はちょっと…という方は、メールでもご対応中です♡
色の学びに興味がある方は、こちらから♡
参考書籍
- チャクラヒーリング
- 著者:リズ・シンプソン
訳者:竹田 悦子
出版社:ガイアブックス

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